Yの試乗記 ・・・ボクスタースパイダー・・・
お客様のN様がご友人F様と一緒にボクスタースパイダーで来店されました。
気さくなF様は乗っておいでと言って下さり、せっかくですので試乗させて頂きました。
遠慮なく廻していいよー!と言われましたが、流石にちょっと遠慮しつつ(笑)
それでもノーマルとは明らかに違う、軽い身のこなしにとても感動しました。
屋根のフレームまでカーボン部材を使い、メーターフードまで省いたレーシィな内装にちょっと心躍ります。ドアオープナーもかってのRSのように
紐ですw
リアフードも全く違うのですね。トランクフードがとても巨大。それによってリアスポイラーも固定タイプに変更されてます。
幌も電動を廃して手動になっていますが、昔のスピードスターのような煩雑さではないみたいです。ロータスエリーゼに較べたら
簡単みたいです。開けませんでしたけど(笑)
乗ってみると、とても乗りやすい。クラッチ操作やシフト操作にナーバスな所はなく、小気味よく簡単に動かせます。
只の神経質なライトウェイトスポーツカーにならない所は流石ポルシェファクトリーチューン。
LSDを装備したリアアクスルがコーナーで自在に方向を変えてくれそうな感じです。それくらいアクセルにリニアに反応します。
いやいや、この車の良さはエンジンだけじゃない、むしろポルシェらしいエンジニアリングに漲っています。
シフトの操作感、ブレーキフィール、ステアフィールなど、操作系全てがシンクロしているような感覚。
すべてに意味のある纏まり感といった感じ。
きっと一日、500kmくらい乗ったらもっと好きになる事でしょう。
全てにおいて現代の車に希薄になったダイレクト感に漲っていました。
さすがにGT3みたいに剛性ガッチリという訳にはいきませんが、忘れちゃいけない、ボクスターですから^^
サーキットをカリカリ走るのではなく、屋根を開けて新緑のワインディングを走りたい気持ちになりました。〈管理人Y〉