今日は集金などがありお得意さまのＴさんのお宅にお邪魔しました。

集金などの業務も重要なのですが、あれやこれやと車のお話し（半分くらい。残りの半分は？？）をしていつも長い時間遊んでいただくのですが、最近ガレージを新しくされてそこで車を見ながら・・・という機会が多くなりました。なんていい環境なんでしょう！羨ましい限り。

特に最近ご執心な立て目のＳＬ！とても良いコンディションで湯水のように愛情を注いでいらっしゃるみたいです。今日は特にぽかぽかなお天気で乗って来いと言われ、喜んで乗らせて頂きました。

走ってみます。まずエンジン始動。ポルシェのようにダッシュ面にキーシリンダーがあり、クランキングするとあっさりエンジンが掛かります。確かナローと一緒のメカポンです。壊れると１００万！とか言われたものですけど快調そのものです。ＡＴのセレクターは下から（普通と逆です）Ｐ-Ｒ-Ｎ4-3-2-1となっており、下から上にシフトを入れるのです。４のポジションにシフトするとドンっと軽い衝撃でギアがエンゲージされます。これは私が乗っていたボビンと大差が無い衝撃ですのであまり驚きませんでしたが新しい車しか乗った事ない方はびっくりするでしょうね。さてアクセルをググググっと踏んでスタートしてみます。いいですねぇ・・・内燃機関って感じの走りです。ほのかに聞こえて来るタペットの音やミッションの唸り、ちょっとオイルの焼けたような匂いの混じった室内臭（むかし乗っていたジュリアクーペも同じ匂いがしました。２０年以上前の車の匂いですね）みんな懐かしさを感じます。走りが軽いです！しかし国産車のような軽さでなく芯の通った軽さですね。軽さの中にも重さがある感じです。車齢３５年以上のオープンカーとは思えないようなしっかり感があります。たとえるなら鉄板で固めた固さでなく精密なやぐらで組んだような剛性感といった感じでしょうか？

いいな?、欲しくなってしまいました・・・。Ｔさんの事をうらやましく思ったＹでした。＜管理人Ｙ＞