コックピットのお話し。
今日は993をお乗りの私のお客様、Oさんが久々に遊びに来て下さいました。彼は現役のエアラインパイロット。
昔、飛行機少年だった自分にはとても興味深いお話を伺えるので、とても楽しいのですが、
今日は楽しかったお話が、操縦席とポルシェの運転席≒コックピットに関してのお話でした。
飛行機の操縦席というのは、目線の位置というのが決まっており、外界の見切りからメーター類の操縦席内の視覚、
それに操縦席スイッチの届く範囲というのが決まっているんだそうです。
んではどう調節するか?という事は決まっている目線の位置にシートポジションを合わせ、それに伴って操縦桿、ペダル類を調節するんだそうです。
お☆て事は、ポルシェと一緒だ!と気が付きました(笑)
今の水冷になってからはテレスコピック(996から)やチルト(997から)が調整出来るのですが、空冷のポルシェではそのいずれも調整出来ません。
調整機構を取付る事によってステアリングコラムの剛性感が落ちるのがその理由だとかと、なんかの雑誌で読んで知っていましたが、その話をお伺いして
なんか腑に落ちました。
自分も最初、964に乗った時に思ったのですが、室内ミラーの調整があまり効きません。初めミラーが壊れているのかと思ったくらい。
自分は低い位置に座りたいのですが、低い位置にシートを調整するとミラーがうまい位置には来ません。つまり、低い位置に車が座らせてくれません。
でも、シートポジションをミラー(後ろの目線)に合わせるとメーター類や操作系もすべて腑に落ちるといった具合は正に飛行機の操縦席と同じ。
どうですー?ポルシェって深くないです?というか、JINGU14年ものキャリアで今まで気が付かんかったんかい!ってツッコミ入りそうなお話でしたが(^◇^;)
Oさん、気付きをありがとう!<横山>