BMW2002ターボ!
遂に来ました!!といっても最新在庫情報でも個人的に購入した車でもありません。。。。
このブログには既に数回登場のT様。無類の女・・・間違い(笑)車好きのTさま。。。
好きが高じて遂に マルニをご購入されました。
といってもその事実は1年以上前から知っていましたが、オーダーされて苦節1年5ヶ月。やっとフルレストアが完了してやっと納車となりました(当社からじゃないのが残念ですが・・・)
でも私もBMW M好きのはしくれ。私の車のご先祖様です。興味が無いわけありません。
遂に本日ご来店されました。
シャモニーホワイトのボディがアルプスの山々のように光輝いています!(大げさですね^^;)
本当に形が箱!3つの箱です。子供の描く自動車の形です^^
確か、子供の頃にヨーロッパのツーリングカーレースを席巻していたポルシェ934ターボ?と壮絶なバトルを繰り広げていた・・のだと思いました。
その当時、格好いいポルシェに互角に渡り合っていたBMWのマルニターボっていうのは四角い車なのにすごいんだな?・・・と子供心に思っていました。
それ以来箱車に憧ていました。ロータスコルチナも、アルファロメオジュリアスーパーも・・・箱車好き。
今乗っているM3もその延長線上の車なのです。
って言っちゃうとポルシェ嫌いなんかい??って突っ込みがお客様から入りそうですが^^;それはそれ。
さて、フロントスポイラーには鏡文字で2002 turbo と書いてあります。
前の車のルームミラーからこのレタリングが見えたら道譲れよ。。ってな意味だったのでしょうね。これに幼いながら憧れました。 ?
オーバーフェンダーはボルト留めの本国仕様。ディーラー車は認可の関係で板金してボルト穴を埋めちゃっていたそうです。
さすがに1年5ヶ月も掛けてフルレストアされたこのマルニ。ネジというネジまでピカピカ☆ シフトノブまで新品☆まるで新車です。
しげしげ見ていると、Tさま「Y君、乗っておいでよ」”えーまじっすか?”と小僧のような喋りになってしまうくらい感動です。
早速乗り込み、エンジンをきゅるきゅるきゅる・・・ぼわん☆とメカポンの付いた2Lターボエンジンはあっさりと目覚めました^^
メーターパネルが赤く塗ってあり、タコメーターに速度計が並んでいます。
ダッシュボード真ん中あたりにブーストメーターがちゃんと付いています。
かっこいいな?♪
エンジンラッピング中なので3500回転以下での運転となりましたが、思いの他乗り易いです。
3000rpmくらいから過給するトルク感を感じますが3500rpmまで・・・我慢ガマン。
しかし、ボディの剛性感といい、ブレーキタッチといい、とても35年も前の車とは思えません。唯一、ステアリングの遊びだけは気になりましたが・・・。
それに、2Lのターボで昔のターボ車なのでとても扱いにくさを想像していましたが意外にも低速トルクはあり、自然吸気のようなレスポンスはありませんでしたが、3500rpmのリミットでいらいらすることは有りませんでした。
一周回って、マルニを止めて、車から降りようとドアハンドルを探すとなかなか降りられません。
ドアが開けられないのです。
まるで前回のTVRタスカンと同じような展開(笑)
冷静に見てみるとドアハンドルがシルバーで、これを上に握る感じですね、それでドアが開きます。
ドイツ車なのにかわいいデザインです^^
T様、良い経験をありがとうございました。慣らしが終わったら一緒にツーリングしましょう!
<管理人Y>